Submarine Dog

カテゴリ: AKB48・SKE48

テレビ朝日『関ジャニの仕分け∞』下剋上カラオケサバイバルを見る。

このサイトで取り上げてきた方が何人も出ていらした。


まずプロ側の歌手として出てきた松本英子さん。
旦那さんは元アップフロントの柏出身バンドSomething ELseの今井千尋氏。ヒット曲『Squall』を歌っていた頃(1999年)のマネージャー榊氏はモーニング娘。の元マネの和田氏とフジテレビの音組主催・きくち氏の盟友。榊氏が篠原ともえさんのマネージャーもしていた関係で松本さんと篠原さんの二人でユニットを組んだこともある。
これらの関係からフジの『LOVELOVEあいしてる』やGIRL POP FACTORYにもよく出ていた。


プロ歌手に挑む挑戦者として増田有華さん。
歌唱力、運動能力、それに伴うダンススキル、それらを高いレベルで持っていたもののAKB48時代にまったく報われなかった増田さん。高校時代にはBerryz工房の清水さんや俳優の剛力さんらとダンス部で踊っていたともいう。

その力量からAKB内で憧れるメンバーも多かったようだが、逆にその完成されたスキルがアイドルとしてはファンの「応援」ということに繋がらない部分もあり陽の目を見ることは少なかった。

個人的にはこういうスキルで土台を支える人がいないとグループとして骨格が出来上がっていかないと思うので、後継者がいないまま去ってしまったことはAKBにとって大きな損失だったと思う。


同じく挑戦者として小林幸恵さん。
『ASAYAN』の「小室哲哉 最強女性ボーカリストオーディション1999」の優勝者。記憶が曖昧になってきているが、太陽とシスコムーンの次のオーディションだっけか? 展開が遅くてオーディション期間が長かったような記憶もあるのでオーディションの印象がいまいちぼやけている。ニッキー・モンローという名前だけはよく覚えているけども(笑)

『ASAYAN』プロデューサーでモーニング娘。企画にもよく出てきていた泉正隆氏の吉本SSMに所属していた。現在は北海道小樽を拠点に活動中。


同じく藤岡正明さん。
『ASAYAN』のCHEMISTRYやEXILEのボーカリストたちを輩出した「男子ボーカリストオーディション」の最終候補者(グランプリはCHEMISTRY)。現在もライブ活動や舞台で高い歌唱力を魅せるが、今回はさらなる高みを目指しての挑戦。



カラオケを使っての採点なので情感を込めたり変なクセはつけられないので平面的な歌い方になるのは仕方ないが、それでも皆さんさすがの歌唱力だった。カラオケといってももちろん練習しなければ点数は出ないし、元からの歌唱力もものをいうし、そういう意味でも上記の方々の今回の活躍はうれしかった。

福田さんの連載「葛藤日記」の9回目。

今回はお酒について。
どこで飲んで何を飲むか、そんな話。
だいたいあそこで書いていたような想像通りの飲みっぷりな感じでした(笑)

一人の男性とお店で知り合って・・・というところで話が切れているが、とうとう寺さんの登場か? あ、でもTHETAと知り合ったのは20歳前か? 違うのかな。

今週で終わるのだとしたらそろそろ本題に入ってきそうだが果たして。



市井さん落選

残念ながら落選。
合格者は一人という話もあるのでなかなか狭き門だったようだ。

これが市井さんの今後の活動にどう影響を及ぼしていくかだなあ。
受け手側としてはもうちょっと舵をきってくれるとうれしいのだが、受け手として想定している層が違うからなかなかそうはいかないだろうな・・・



SKE48井口栞里&金子栞、4月末でグループ卒業
AKB48菊地あやか、4月21日公演をもって卒業
片山陽加卒業発表

片山さんまでいなくなるのか・・・
確かな歌唱力と切れのある高速ターンでステージを魅了した実力派のメンバーだったのにな・・・
またしてもこうしたいぶし銀的なメンバーがいなくなるのか。

うーん、ネガティブにはなりたくないが、片山さんいなくなるのは大きいな・・・

最初で最後のハチぐ〜のね!渡り廊下走り隊、笑顔で解散
SKE48松本梨奈、学業専念を理由にグループ卒業
“交換留学生”含むAKBグループ大組閣、メンバーに衝撃
AKB48グループ大組閣、異議申し立てふまえて正式決定
AKB48野中美郷、前チーム残留発表直後に卒業宣言
SKE48初期メンバー出口陽、歌手の道を目指し卒業


他にも何件かあるが2月以降に発表があったAKBグループ関係の人事を取り上げる。

正直これだけあるとよほど関心のあるファンしかついていけないと思う。
卒業に関しては本人の意思や都合もあるので消費者側の捉え方には難しい部分もあるのかもしれないが、各チームをシャッフルしたりユニットをいじくり回したりするのは過去に苦い思い出があるのでどうにも好きになれない。

メンバーは編成替えによって新たな気持ちやそこに何かを見い出すことが出来るかもしれない。
しかし以前にも書いたが、これまでに培ってきた思い出や思い入れといったものをそう簡単にリセットが出来るものなのだろうか。また裏方で携わるスタッフも、簡単にシャッフルや解散を受け入れられるほど思い入れを持たないで仕事をしていたのだろうか? 例えば秋元才加さんや大島さんは何度もシャッフルや強引な人事を経験したが心の拠り所は旧チームKであり続けたように、初期の苦労を共にした仲間の絆はなかなか切れるものではない。

だから目的の曖昧な人事は2002年のあのときに感じたのと同じようにどうにも釈然としないものが残る・・・


しかしそんな中こういったときに残されるメンバーの言葉というのも貴重なもので、そこには切なさや感謝、溢れる思いを感じることが出来る。

渡り廊下走り隊の浦野さん。
「私はAKB48からSDN48、そして渡り廊下走り隊に加入し卒業が3回目と、ある意味ちょっと変わった人生を歩ませていただきました。48グループとしては今日が最後のステージになるかもしれないですし、アイドルとしての私も最後かもしれないですけど、芸能界は辞めないので私の夢を応援していただける方は明日からのタレント生活を一緒に歩んでいただけたらと思います。」

AKB1期生、28歳の浦野さん。今でも活動しているということは高橋みなみさんや小嶋陽菜さんらと共に今でもAKBのステージに立っていたかもしれない彼女が、3期生加入と共にチームBに移され、SDN発足と共に移され、そしてメンバーを失ったユニットに暫定的に加入し・・・と数奇な運命を辿った。

ご本人の思いはいろいろあるかもしれない。でも失礼な言い方かもしれないがこういう月見草的な活動をされてきた方になんとなく自分は惹かれてしまう。またかつての福田さん然り、ZONEのTAKAYOさん然り、どこか自分に対して冷めた部分を持っているとそこに興味を引かれていく。


28歳といえば、今年その年齢になるSKE48の佐藤実絵子さん(学年的には浦野さんの1コ下、元ZONEのMAIKOやTOMOKA・元モーニング娘。の高橋愛さんらと同学年)。現在はAKBグループで一番の年長者。今回のチーム編成替えではSKEのチームSに移籍し副キャプテンになることが決まっている。

上に取り上げたニュースでは松本さんがチームKIIで長年一緒にやってきた仲。
そして出口さんは一期生の同期、そして昨年リクエストアワーで『あなたとクリスマスイブ』で1位を共に取った存在。
また同じくチームKIIで長年一緒だった佐藤聖羅さんや向田茉夏さんも今年に入りグループを離れた。特に向田さんは昨日が最終公演で、涙を流すメンバー、観客も多かったようだ。

昨年来、大島優子さんが盟友ともいえる旧チームKのメンバーが続々と卒業していく中で寂しさと虚無感を口にしたことがあったが、佐藤さんはどう思うのだろう。
昨年のSKE矢神さんや小木曽さんらの卒業後のインタビューではそれこそ「前しか向かねえ」といった感じの受け答えをしていたものもあった。しかしSKE一期生も少なくなりKIIを離れることにもなり、思うことも多々あるのではないだろうか。

先日発売されたSKE48のシングル『未来とは?』の劇場盤には佐藤さんが作詞作曲した『僕らの絆』という曲が収録されている。AKBグループでは初めて秋元氏以外が作詞を担当したというこの曲、ずっと以前にSKEを卒業したメンバーを思い作った曲だそうだが、今置かれている環境ともとてもリンクする。

詞は2番の部分については新たに作り直したとのことで、元曲のアンサーソングになっているような部分も感じられる(元曲はこちら)。

「君の悩み(中略)が今ならわかる気がする」
「言葉を胸にしまったまま未来だけを前だけを向いて進むって決めたんだ」

現在の佐藤さんの思いというのはこのあたりに感じることが出来た。大切にしてきた過去(思い出)と、今、そして大切にするべきこれから(未来)。どれが一番ということもない、それぞれが大事なもの。いつか砂時計をひっくり返した時にすべての思いを聞いてみたい。

またこの曲、歌っているのはSKEの2期生。つまり旧チームKIIの面々。
佐藤さんは1期生だが旧チームKIIの立ち上げ時から関わっているので今回こういう形での採用になったのだろう。
昨日の向田さんの最終公演でも歌われ、ブログでこの曲のことに触れているメンバーも多かった。

メンバーにとって大切に出来る曲、記憶に残る曲があるのは本当にいいことだと思う・・・ こういう形で佐藤さんの夢がまた一歩現実に近づいたことはうれしいやね、ホントに。

なかなか更新時間がとれず思うように書きたいことがまとまらない。

なので今回もざっと。


市井紗耶香ブログ3月15日の更新

市井さんのこの日の更新を読んでモーニング娘。の『ふるさと』を思い出す。

彼女がこの曲を歌っていたのが15年前。

あの懐かしの美瑛の美しい景色の中で輝いていた彼女たちの多くが母になったのだなと思うと感慨もひとしお。

今ならまた違うこの曲との向き合い方が彼女たちにはあるような気がする。
そしてその思いをいつか聞いてみたい。



再起STONE@PEACE$TONE YouTubeマイチャンネル発足

発見して狂喜乱舞状態になった(笑)THETA時代の『混迷社会の歌』や福田さんソロの『みんな旅人』も聞けます。

人間ってのは贅沢になるもので慣れると欲が出てきてしまい、レコーディング環境やボーカルと楽器の音のバランスとか、ちょっとづつ気になってしまうんだな。もっといい環境が彼らにあればなあと思うのだが、これは余計なお世話というやつなのだろうか。


『みんな旅人』



『混迷社会の歌』



『週刊東京少女A』【爆風スランプ トリビュートアルバム『We Love Bakufu Slump』参加曲】




●SKE48『僕らの絆』、今週発売

なんと佐藤実絵子さんが作詞作曲。
曲は昔に書いたものだそうだが、なんといってもそこにある「思い」が採用に至ったものだと思いたい。AKBグループは秋元氏が大半の曲の作詞を手がける中、こういったサプライズが起きるとは。

正直SKE48に最近明るいニュースが少なかっただけに、これはうれしい。
シンガーソングライターを目指し活動してきた佐藤さんの夢が一歩進んだと思いたい。
そしてなによりおめでとうございます。

この件はまた時間のある時に別の形で書こうと思う。



今月の残りも時間的に余裕がなく厳しいので更新ペースは上げられないかも・・・


<追記 14.3.10 23:15>
そうそう、福田さんが東スポで「葛藤日記」なる企画を今月末から始めるとか。
詳細が分からないのでなんとも言えないけど、あそこで書いたものとの照らし合わせがようやく出来そうね。まさかこんな日が来るとは思わなかったけど(笑)
まさか「日記」とはねえ・・・

いやあ、雪大変でしたね。


「アイドリング!!!になれたことが誇り」遠藤舞、笑顔で卒業

歌が上手くて楽器も一通りこなす遠藤さん。
『ヘキサゴン』に出演してアイドル的なおバカ回答を期待されているのに上位に入ってしまう遠藤さん。
感情の起伏が少なく絶対泣かない鉄の女の遠藤さん。
メガネはボロボロ、髪はボサボサ、でもそんなことは気にしない遠藤さん。
マニアで変態で毒舌な遠藤さん。

何より自分がアイドルでいることに疑問を持ち続けた遠藤さん。

彼女が抜けることにより自分的にはアイドリングの一つの時代が終わるなあという感じがしている。

最後に名曲『Snow celebration』と『3度目の記念日』をやってくれて良かった。彼女の声がこの曲から抜けることはとても残念なのだが、それも時代の流れか・・・


しかし…娘。の福田さんやAKBの星野さん、BEE-HIVEの中の當山さんや上原さん、ZONEのTAKAYOやBon-Bon Blancoのサントス・アンナ、Dreamの山本さんとかも…いてほしい声に限って抜けていってしまうというかなんというか・・・寂しい限りでして。



●そういえば

辞めたメンバーを書いていて思い出したが、ここで言ういわゆる「太陽娘」の建みさとさんがまたまたドラマ『相棒』に出ていた。そろそろ次回出演時には大きな役が来るかも!?




AKB48リクエストアワーセットリストベスト200 2014

101位から200位まで発表になっているので雑感を少し。

159位『転がる石になれ』142位『草原の奇跡』116位『支え』という旧チームKを代表する曲が順位を下げたことは残念。同じ意味で179位『お待たせSet list』ももっと上にいって欲しかった。

同様にもっと大きな括りでいえば『大声ダイヤモンド』や『言い訳Maybe』『桜の花びらたち』『夕陽を見ているか?』も100位以内には入っていてほしかった。

リクエストアワーにOBの出演がなくなったこと(一昨年からだっけ?)は自分的には非常に残念で、やはり年に一回くらいはオリジナルに近いものを披露する場があるべきだとは思う。ただそんな中でも153位の『強さと弱さの間で』を残っているたった3人の2期生でやったことは良かった。秋元さんの卒業曲であるこの曲を他のメンバーが歌うことには少々抵抗を感じるので(倉持さんや近野さんはありだとは思うが)。

だからオリジナルメンバーがいない195位『キャンディー』や189位『向日葵』は今回歌ったメンバーは関係なくそのランクインの意味を問わざるを得ない。果たして「楽曲大賞」と言えるのかどうか・・・



またまた辞めたメンバーの件で思い出したが、そういえば

Jack&Queenからのお知らせ

元ZONEのMAIKOが再びバンド解散ということで・・・
中々ストレートに前進できなくてきついかもしれないが、辞めずに音楽活動を続けていてほしい。

彼女の場合なまじっか知名度と実力があるだけにボーカルをとらざるを得ず、それがベーシストとしての立場との兼ね合いが取りづらいような気もするが果たして・・・

HARUNAという強いボーカルがいるSCANDALのベーシストTOMOMIのような立場でできればいいのかもと思ったが、それだとZONE時代のMIYUとの関係とまんま同じだな。うーむ。



今日も雑然更新でございました。
イマイチ、いやかなり筆が進まない・・・

AKB48大島優子、紅白歌合戦出演中に卒業発表
佐藤亜美菜「恩返ししたい」涙の卒業公演
メンバー困惑!? AKB48グループが2月に「大組閣祭り」

SKE48菅なな子&矢野杏月、学業優先のためグループ卒業
SKE48の佐藤聖羅&向田茉夏が卒業発表


AKBグループの人の動きが止まらない。
今日はそちらの話題から少し。書こうと思いつつ伸び伸びになっていたことでもあるし。

AKB48だけでも一昨年末の佐藤夏希さん増田有華さんが抜けたところから旧チームKの2期生の面々が一気に抜け、そして昨年は篠田さん板野さんら1期生、そしてついに大島さんもグループを抜けるという。

また、佐藤亜美菜さんのように派手さはなくとも楽曲や公演で下支えしていたようなメンバーも徐々に抜け寂寥感は感じずにはいられない。河西さんが抜け佐藤亜美菜さんが抜け、楽曲で高音を担ってきた特長ある声を失うことも大きいと思う。この二人の声はCDを聞いてもすぐ分かるほど特徴的だったので、その後継者が見つからないまま抜けてしまったのは楽曲制作の上でも大きな損失になっているのではないだろうか。

『大声ダイヤモンド』アカペラver.

(メインパートを歌ってる増田さん秋元さん、高音パートを歌う河西さん佐藤さんはすでにグループを離れている)


またSKE48でも昨年春の矢神さんら初期からの中心メンバーたちの大量卒業に続き、次世代を期待されていた菅さんや向田さんもグループを離れるという。

そして相次ぐグループ内チームの編成替え。しかもチームを強化するという目的で「ドラフト」なる企画をしてメンバーをオーディションしたにも関わらず、またそのチームを変えてしまうという。

果たして何がしたいのか。
2009年から始まるAKB48のチーム編成替え、昨年のSKE48の同様の発表、そして相次ぐメンバーの卒業と分かりづらい新メンバーの加入。

チームとしてのメンバー同士の繋がりや、ファンとの共通意識、そこにある思い入れといったものがどんどん薄くなっていくような気がする。

話題作りのための人事異動はするべきではない。
それは過去に経験してきているからはっきりと断言できる。

最初はいい。それがサプライズになるから、逆にそれまでの絆の深さや繋がりの強さが改めて浮き彫りになる。ただそれは2回目には通用しない。多くの人が最初の経験で涙を流し、気持ちの整理をつけてしまっているから、それ以上の感情の昂りや思い入れの深さに繋がっていかない。

似たような卒業発表、似たようなサプライズ発表、意味が分からない人の入れ替え、そういうことを繰り返してきたグループがどうなったか、我々は良く知っている。メンバーの実力や思いとは関係なしに、そういう「サプライズ」がサプライズとして受け止められなくなり飽きられてしまった。驚きではなく「またか」という落胆に繋がっていってしまった。

私個人の思いではAKBグループのチーム替えはやるならば原点回帰を目指すべきだと思う。どういう意図でチームを作るのか、そのメンバーが選ばれる理由、センターに立つメンバーの選抜意図、そういうものがある程度明確であって欲しい。そしてコンセプトが明確になった中でファンがそれぞれ応援するチームを選んでいけばいいのではないかと思う。

昔みたいに王道のA、体育会系でライバル意識の強いK、末っ子アイドルのBみたいな明確さがあってもいい。またアイドル色の強いチームや、アーティスティックなチーム、バラエティ色の強いチームがあったりしてもいいと思う。とにかく分かりやすくコンセプトのしっかりした感じにしてほしい。難しいのかもしれないがメンバーもどういうチームを目指していくのか、運営サイドの方針とは別に話し合いをしてもいいと思う。それこそかつての1999年のモーニング娘。のようにぶつかり合って言いたいことを言って、いざというときに同じ方向を向く準備はしていてほしいと思う。

とはいえ個人の思いがそのままになるほど甘い世界ではなく、どこか歯がゆい思いをしながら今後も見続けていくのだろう。


アイドルグループを語る時によく「物語性」というものがクローズアップされる。

そのグループが辿ってきた歴史、すなわちデビューまでの過程やそこからの成功や失敗、挫折など。そしてそれらの中で培われるメンバー同士の関係性。それらが「物語性」として語られてきた。

この物語性を見せることによってファンからの支持を上手に獲得できたのがかつてのモーニング娘。だ。
モーニング娘。において物語性が一番クローズアップされたのは安倍さんが卒業の頃だろう。メンバーとの関係*1や安倍さん自身のモーニング娘。との向き合い方に多くの人たちの関心が集まった。

またこれ以前にもモーニング娘。は『ASAYAN』においてカメラに密着されていたので、メンバー間の関係やグループの歴史が分かりやすかった。このサイトでも何度も書いてきたように当時のモーニング娘が「5+3が4+4になりやがて8になっていく物語」は多くの人が共通の認識として持っていたように思う。*2

モーニング娘。には『ASAYAN』があったから恵まれていた。いや恵まれていたというよりも『ASAYAN』から生まれたのだからそれは当然でもあるのだが、とにかく『ASAYAN』とモーニング娘。に携わった多くの業界の方たちにも彼女たちの物語を理解してもらっていたことは大きなメリットだっただろう。

同じ時代を駆け抜けていたDreamやZONE、BEE-HIVEにしても同様の物語はあったのだがモーニング娘。ほどの理解は得られなかった。ある部分においては実力でモーニング娘。を上回るパフォーマンスを発揮していたこれらのグループは、それを多くの人に知られることなくグループとしての活動を終えた。


Dreamは1999年結成。紆余曲折を経て今年ようやく一部のメンバーがE-girlsとして紅白に出場する。これまでの歴史はそれこそドラマに出来るくらいの変遷を辿っているのだが、おそらくそれを知っている人もごくわずかだろう。10年前にフジテレビのイベント等でモーヲタと呉越同舟することになったドリームファンの方々もどれだけ残っているのやら。また当時とガラッと変わってしまった今の活動状況を見てどう思っているのだろうか。

名曲『I LOVE dream World』にのせて彼女たちの10数年のVTRをまとめて見てみたい。涙流れること必至だろう。


もう1グループ触れる。
BEE-HIVEは芸能事務所アミューズに所属していた若手女性タレントたちが集まった育成プロジェクトの総称である。2003年から始まり、今でいえばテラスハウス風、シェアハウス風に寮生活をして成長する過程を見せていくプロジェクトであった。

アイドル界屈指の歌唱力を誇ったBusyの當山奈央さん*3や、ダンスや歌で高い次元でグループとしてまとまっていたBOYSTYLEらが所属していたが、羽ばたくチャンスは訪れず2005年に終了。

一番の後輩で実力的には劣っているとみられた(当時)Perfumeが後年になり大ブレイクしたのは、BEE-HIVE時代を知っている自分にとっては驚きでもありちょっと悔しくもあった。*4
これまたドラマ仕立てに紹介したら10話は楽に作れる物語いっぱいの彼女たちである。


さて、話を物語性に戻す。

よくモーニング娘。が2000年代半ばに勢いを失った原因として物語性の欠如を言われていたが、今から考えればそれは当てはまらないように思う。

彼女たちにはそれなりの物語があったはずなのだが、上記のDreamやBEE-HIVEのようにそれらを伝える手段がなかったことが問題だったのだ。時代はブログやmixi、ツイッターが広まり、「伝える」ということに関しては容易になったはずだったのに、なぜ伝わって来なかったのだろうか。

突き詰めていけばコミュニケーションツールの問題や社会背景の問題にもなってしまうのでそこまでは触れないが、多くの人に共通認識を持ってもらえなかったということが問題の一つだろう。

例えばかつてのモーニング娘。でいえば限りなく子供である辻さんと加護さん、おっかない姉御的な中澤さん、不良性を漂わす後藤さん、明るくて芸能人っぽい矢口さん、これらはモーニング娘。のコアなファンでなくともそれなりにテレビや雑誌を見ている方ならば多くの人が知っていたことなのではないかと思う。

そう見える彼女たちは実際にそのままのキャラクターで物語を作っていた。いや作っていたという意識は彼女たちにはないと思うが・・・ そういう分かりやすさはあったと思う。


ここ数年メディア露出がさかんなAKB48はどうだろう。ある程度能動的に情報を追った人なら物語性や個々のキャラクターは把握できると思うが、残念ながらかつてのモーニング娘。ほどは認識されていないと思う。

あれだけの露出を誇りながらそれをグループの認識に役立てられてないのは正直もったいない。歌番組に出て歌を歌って冠番組のバラエティで企画を一生懸命こなすのもいいが、作り手側にもうひと工夫してほしい。あるいはAKBサイドからもう少し要望を出してもいいのではないだろうか。

個性が浮き彫りになっているのは最近ではSKE48の『エビフライデーナイト』と『有吉AKB共和国』のラジオ企画くらいなものか。HKTが街中でロケをする番組も惜しいと思うがいかんせんアイドルに街中をロケさせてもつまらない。これは古くは『ハロモニ』に始まり『週刊AKB』でもやっていたが、街に対する理解や造詣がまだ浅いのだから面白くなるわけがない。*5 しかもそういう企画を考えるスタッフも大概が知識が浅いので面白いか面白くないかの判断すら出来ていないことが多い。

そういうロケをするくらいだったらメンバー一人に焦点を当ててドキュメンタリー的なものを作っだほうがいい。あれだけの人数がいて、どれだけの物語が埋もれているのかと考えれば、はるかに番組作りもしやすいと思うのだが・・・


いまいち主旨がない更新になりそうだが、何が言いたいかといえば、これだけアイドル戦国時代と騒がれて、一つの時代(時代区分)が出来そうな昨今の情勢に対して、例えば10年後になったときに多くの人の共通の思い出としてどれだけのものが記憶に残るかという疑問があるのだ。

せっかくこれだけアイドル界が隆盛しているのだから、目先の利益だけにとらわれずにもっと記憶に残るものがたくさん出てきてもいいと思うのだ。AKB48にしてもそれなりのサプライズと企画を用意しているが、それほどのインパクトはなくかつてのモーニング娘。の卒業商法的な匂いを感じないでもない。

いまいち歯がゆさを感じてしまうのだな、最近。
この更新にもいまいち歯切れの悪さが出ていると思うが・・・


この話題は時間があればもう少し掘り下げたい。



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*1飯田さんとの確執と和解、辻さん加護さん新垣さんなど安倍さんを慕っていたメンバーとの別れ、それらを見守る中澤さんとの関係など
*2モーニング娘。の1期と2期、そして福田さんが脱退するまでの流れ
*3彼女をアイドルのくくりに入れることに考える余地はあるが、アイドルという枠なら個人的には今もって彼女を超えるボーカリストはいないと思う
*4もちろんBEE-HIVE時代からPerfumeは人気はあったが、やはりBOYSTYLE、Busyに次ぐ3番手的な感じだったように思う
*5何度同じ失敗をするのか、いい加減懲りてほしい

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