Submarine Dog

カテゴリ: モーニング娘。(新)

先月思わぬことに、モーニング娘。の宇都宮でのコンサートのチケットを譲っていただけることになり足を運ぶ。

モーニング娘。単独コンサートだと約10年ぶりくらいになるかもしれない。ある意味まったく違うグループ、初めての現場に行くような気持ちで向かうことになった。

自分は2期までの8人がグループを去った時点で区切りをつけているので(自分の中でですよ)、今の子たちには何の先入観もなく一アイドルグループとして見させていただいた。

という上での感想。
というか、時間が少し経ってしまったので覚えている範囲での羅列。

会場に着いてまず思ったのは昔より女性客が増えたなということ。
まあこれは前から聞いていたので驚くことでもないが、それでも最近見る機会のあったアイドルグループの中では一番多いような気がした。*1

それでも宇都宮は女性客が少なかったというような話も聞いたけど、まあそれは客観的データがあるわけでもないので、なんとなく多かったということで良しとする。

中に入ってみると、これは昔ながらの光景で、色とりどりの推しのTシャツとファンの空気感。開演前に後ろが気になって仕方がない人や、あの語尾が上がる独特なイントネーションでメンバー名を叫んでいる人がいて、これは変わらないなあと思う(笑)

ライブに関しては、良く言えば統一感のある、逆に言えば一本調子であるのかなと思った。

EDM路線を貫いていて、それに基いた振り付け・フォーメーションはリズムにも乗りやすく、観客も一緒になって踊ったりするにはとてもいいのかなと。振り付け自体も全体を通して統一されているように見え、こういう路線が好きな人はとことん好きになれそうだなと思う。

自分としては『サマナイ』と『メモ青』は昔のアレンジのまま、コーラスを重視している方が好きなのだけど、コンセプトとしてEDMを貫くのもアリだと思うので、そこはさらっと受け流す。

歌に関してはEDMってこともありなんとも言い難い。現場の音も若干高めに出てた感じで*2、機会があればもっと真っ新な歌声を映像でもなんでもいいので聴いてみたい。

何人か歌声に「おっ」と思う子がいたのだけど。正直申し訳ないことに全員覚えきってないので、それはまたちゃんと知ってからということで・・・

あ、一つマイナスなことで気になったことといえば、やっぱり人数多いなと思ったこと。ステージでライン作っている時も狭そうだったし、途中に階段があるから安全面でもちょっと心配だった。

自分は目で追いながら分け隔てなく見るのは10人くらいが限界だと思っているので、その点からも人数については考える余地があるのかなと。まあそれでどのメンバーがどうとかいう話でもなく。

思い出して言うなら保田さん・安倍さんが辞める頃の15人・16人体制の一目で多いなという感じと似てると言えるのかもしれない。

全体を通して見ると、ステージの完成度としては申し分ないかなと。もちろんもっと歌が上手かったり、踊りが上手かったりするグループはあるけれど、自分たちのコンセプトを確立して、それを見に来ているお客さんにしっかりと求められているものを提供している点では申し分ないと。

その分、抑揚というかバラエティ感は控え目なので、そこは自分としては欲しいところでもあった。2時間というライブならば、もうちょっと曲調にふり幅が欲しいというのが、個人的に正直なところ。おそらくは今はそれは求められてないことだとは思うけど。

あ、あとはMC。
これは格段に進歩を遂げていた。

客席の反応を見つつ、また会話の流れを意識しつつ上手にトークを回している様を見て、これはイイなと。

どうも世の中にはライブハウス等に出てくるバンドやアーティストたちより、アイドルのライブを下に見るような風潮が垣間見えることがあるけれど、モーニング娘。に限らずアイドルの方がよっぽどMCの下準備して話す内容も考えてるよと。お客に対してきちんと向き合ってるよと。*3

それをこのモーニング娘。のコンサートに行ったときに思い出した。


まあこんな感じで、ある意味新鮮に面白く見させていただいたということで。
もっと掘って書こうかとも思ったけども、いろいろと思うことがあり、これ以上長くも・・・ってことで、さらっと終えよう。


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*1ちなみに女性グループという範囲まで広げるとLittle Glee Monsterが女性客が一番多いかもしれない。女子中高生に圧倒的に支持されているイメージ。先日拝見した某アイドルグループはほぼほぼ男率100%だった。
*2昔は代々木体育館とかこれが酷くて、なんでこんな変な音出してるのって感じだったよね、と。
*3もちろん、どちらも一部グループの話。

●抱いてHOLD ON ME!

1998年9月9日。
発売から10年でございます。

歓喜の輪に入り損ねた矢口をご覧ください(笑





このCDが発売された時のことを思い出すと…
矢口と紗耶香がCDショップに行って店頭のMAXのCD(オリコン2位)の上にモーニング娘。のCDを並べてきたって話を思い出すね。そのおかげで1位を取れたとか、そんな噂も(笑


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連続更新。

●台本

『太陽娘と海』、当時の台本はコピーしたものをクリップでとめただけのものだったのだな…と少々驚く。みんなそれが砂まみれになっていったんだなあ。

「太陽娘と海」のあの字は誰でしょうねえ? とめとはねをしっかりと行ったきっちりとした楷書風の字を書くメンバーっていないと思うんですが… 建さんがどんな字を書いていたのかが不明ですけどね(汗


●聖地巡礼

娘。の最新PVにロケバージョンがあったこともあって、久々にロケ地の割り出しの楽しみ方が見られる娘。界隈だが、自分が気になっているのは美勇伝の『なんにも言わずにI LOVE YOU』の方。これのロケ地って判明してるのかな?

砂浜でメンバーがビデオカメラを回したり、夕日越しのショットがあったり、ちょっと粒子を粗くした映像にして郷愁感を出したりと、いろいろと感じる部分はあるのだけど…
メンバーのこのロケに対するコメント等もどこかで出ているのかな? グループ解散にあたって最後のPVでこういうロケが行われたことについての感想を聞いてみたい。

『なんにも言わずにI LOVE YOU』が美勇伝最後のシングルになることについては様々な意見(どちらかと言えば否定的な)が出ているけど、ロケバージョンのPVとこの曲はぴったりとマッチしている。やっぱりいい曲なんだよなぁ、これ。自分の中では否定的な部分よりもこのPVを見た時の切ない気持ちが上回ってしまって今は不思議と肯定的(汗 単純ですなー、自分。


●道重さん

なかなか書く機会がなくずるずるきてしまったが、最近の道重はものすごくいいと思う。それは先日の日テレ『音楽戦士』の中でも表れていたが、何というか…芸能活動に対する気持ちの持ちようというか、自分がどうしていきたいのかってことが意識として前面に出てきていて、その一直線さが見ていてとても気持ち良いのだ。

「キャラ作り」とかそういう前の段階での飢餓感・危機感・目的意識ってのが見える道重。彼女のその姿勢には懐かしさも感じたりするのだが、まさか彼女がこうした役割を担っていくことになるとは数年前には思いもしなかった。ただし、彼女は受け継いでそうなったという感じではなく、自らの中でそうした気持ちを大きくしていった感じがして、それがとても心強い。頭でっかちで考えてるんじゃなく、自ら求めた結果がそこにある感じがした。こういう彼女はカッコいいなとさえ思う。

一つ思い出す。
DVD『ウラ歌ドキッ!vol.1』の中での道重MCでメロンの3人(斉藤・村田・大谷)がゲストの回。道重はメロンの3人に「今のモーニング娘。はケンカをしないけど、ケンカも必要だと言われる」と相談している。

それに対してメロンの3人は「メロン記念日はライブのセットリスト等の意見をメンバーから出していかなきゃならない。意見をぶつけ合って何時間もかかかりながらみんなの意見をまとめていく」「そのためには普段からメンバー間の(ライブ等に対する姿勢の)コミュニケーションをとっていなければならない」(要約)という自らの経験を元にした話を語った。

その話を聞いて道重は「すごい!」「それだったら(ライブも)やりがいがありますね」「聞いてよかった」と感想をもらす。そしてライブの進行等についてもメロンは自分たちで決めているという話を聞いて「うらやましい」とさえ言った。その言い方がね、上っ面のトークじゃなく心底感動している様子で、彼女のこういう感じ方がとてもうれしかった。志が見えた感じがしたのだ…

(番組内容はともかく)最近のハロモニ@でも道重が果たしている役割は大きいと思うし、最近ではそうした姿勢が周りにも波及してきたようで、特に田中とのコンビネーションは良く、空回り気味だった田中の意気込みをも巻きこんで良い相乗効果をもたらしていると思う。

なかなか現状だと明るいニュースってのは少ないが、道重のこういう気持ちがあれば、それが周りのスタッフを動かし、いいものが作られていく…そういう風に物事の流れが良い循環に入る感じがしてきたんだな。

道重の気持ちの強さに一筋の希望の光を見た気がした。

そんなことを一回は書いておこうと思った。

●『徹子の部屋』に矢口

これといって目新しい話はなかったが、矢口(の中の記憶で)は加入時に「モーニング娘。は3年」って言われていたことがちょっと引っかかったかな。

非公式ながら第1次追加オーディションの時の最終オーディション参加者の証言によると、オーディション時につんくからも「そう長くないし」って話を聞くことが出来たらしい。今回の矢口の話もそのオーディション時の話なのか、それとも入った後のことなのか…

つんくからは後に「モーニング娘。は1998年で解散する予定だった」って話も明かされているのだが、どうも矢口の話は微妙に時期とか期間がずれるんだよなあ…

和田さんが3年やる気だったのか、それともASAYANが3年のつもりだったのか…相変わらず矢口はネタを提供してくれる(笑 矢口の中で3年だったとすると、それはちょうど姐さんの卒業時期とぴったし重なるわけで、それはそれで妄想が膨らむことではある。

ASAYANからタカハタさんたち演出陣が撤退した時期とも重なるんだよね…


●『やぐちひとり』の神流町ロケ

今週の番組内で正確に日付けが出た。
12月11日がロケ日ということでファイナルアンサー。

神流町のケーブルテレビの映像が見たいなあ…


●ハロモニ@への…

長文を書きたいところですが、ちょいと時間が足りないのと、資料的調査が足らずってことで、

好きで×8(1月22日付)のご意見がおそらく長年モーニング娘。と付き合ってきた人の見方を概ね現わしていると思います。

あおさんの意図しているところとは違うかもしれませんが、気になる表現がありました。
「自分たちのやってきたことを全て否定する」
「グループに対するイメージを捨てる必要がある」
この部分で、中澤姐さんがモーニング娘。結成のときに問われた覚悟や、ラブマ前に「アーティスト」たらんとしていたメンバーたちに喝を入れた当時のスタッフたちの姿勢を思い出しました。

姐さんにはそれまでの24年間の人生を捨てる覚悟を求めたんですよね、あの時… それへの対価はデビューも何も決まっていない存続すら危ういグループへの参加ってことだけで…

ラブマの前には「モーニング娘。はアイドルじゃなくてアーティストです」って言いきっちゃうくらい彼女たちの理想は固まってきていたのに、平然とそのプライドをへし折ってラブマという楽曲とへんてこな振り付けを与えました。

これはずっと昔にモーニング娘。がたどってきた歴史です。
今そうした覚悟や変化を求めることが正しいのか正しくないのか、それは分かりません。

ただ、この先モーニング娘。に大幅な変化を求めるか求めないかってことは根本的な考え方の分かれ目になると思います(自分は増員や卒業はもはやグループの変化ではないと思っています)。変化を求める場合には、メンバーたちに酷なことを要求し、またその変化に耐えるだけの覚悟が見る側にも求められることになります。それが成功する保証もありません。

それらを踏まえた上で、ハロモニ@にも現状維持を望むか、変化を望むか、そしてそれで失敗するか…演者も制作側も管理側も腹を括って決断する時期に来ているように思います。現状体制でいくにしても、ずるずると流されていってしまうことだけはやめてもらいたいものです。それならそれできちんとした理由や目指しているところを出してほしいと思います。


それともう一点。
現在のモーニング娘。たちのステージにおけるパフォーマンス能力やアイドル性という点では初期から中期に比べれば格段に進歩をしていると思います。ただ、そういったステージング能力や、歌が上手かったりダンスが上手かったりって能力と、芸能界で売れる可能性は比例していません。要素にはなりますが、それ自身が引き金を引くことはないと思います。

それを無視して今の方が力があるから大丈夫って考え方は、それこそ危機感が欠落しているように思います。例えばハロモニ@でいえば、良い企画さえあればメンバーたちは力があるんだから視聴率や人気が上がると安易に考えてはいけないと思うんです。(両角氏の前回取り上げた日記での発言もかなり安易な企画提案だと思います)

演者も制作側も管理側も信頼関係を築いていかなければ全体として良い方向には進んでいきません。その上で今のメンバーたちに合った企画は何なのか、どうすれば今のモーニング娘。と時代に合ったものを作っていけるのか、それぞれがそれぞれの立場で考え、意見をすり合わせることが必要なんだと思います。

そういったところがハロモニ@で言えばどこかみんな他人任せでずるずるいってて危機感がないように自分は思うんですよね…

最後に断り書き。
自分はハロモニ@の事を書くにあたって視聴率はそんなに気にしていません。単につまらない番組をずっと続けていることを疑問に思っているだけです。どんどん自分たちで商品価値を低めてしまっていることを残念に思うんです。ただ、芸能界では視聴率は絶対的なものとして扱われているでしょうから、視聴率はあった方がいいとは思っています。

話がぼやけ気味ですが、今回はこのくらいで。
けっこう長くなってしまいました。

●質問の行方

先日質問した「2」に関しては、収録日は1998年9月2日で間違いないことが判明。あとは『ミックスパイください』の詳細が分かればなお良いのだが、実際にこれを見ていた人ってどれくらいいるんだろうか。

「4」のパパパパパフィの収録日については情報をいただいて、1999年2月10日オンエアの同番組の収録日のおおよその目安がついてきた。『Memory 青春の光』が完成していなかったってところが鍵だな。


●ジュンジュン

ここのところ絶好調なジュンジュンだが、今日のハロモニでもバナナマンの二人の上をいく活躍っぷり。ゲーム上のこととはいえ、バナナの中身だけを自分の皿に取り分けて、皮を戻すなんて発想はなかなかできるもんじゃない。あれが台本じゃなかったとしたら、ジュンジュンは相当の切れ者だ。

パン菓子さんのところで知ったTIME紙へのジュンジュンのコメントもそうだが、何かこう独特の雰囲気は見ていて気になる存在になってきている。行動に思い切りの良さが出ているし、何かを残してやろうという意志みたいなものも感じられて、忘れられていた物語のかけらを見ているような気がした。


●今日に合わせてとある文章を書いていたら、まったく間に合わなかった。いやあ、文章力の低下は否めなく、何も気にしないで書いていられた5年ほど前の自分をうらやましく思う。って、もはやあっちの世界がどうなっているのか、しばらく見てないから分からない。今の状況でリアル系のを書いている人って存在しているのかな…




今日はとっても短く。

昨日書いた『モーニングコーヒー』のジャケット話、分かりやすくするために画像を作ってみた。いやあ、時代は変わるねえ(笑

現在の写真の道重の仕草と表情がとっても良いと思う。

「飯田さんの真似しちゃってます、てへっ」みたいな。

『モーニングコーヒー』の衣装

ラブマのジャケットを真似た通常版のジャケットは話題になっていたけど、『モーニングコーヒー』のは初めて見た(調査不足 田中がセンターの位置で片足あげたり、道重の髪かきあげポーズなんかは当時を彷佛とさせるものがある。

立ち位置とポーズを対応させていくと
飯田→道重
安倍→田中
福田→新垣
石黒→亀井
な感じ。ガキさんは足を隠されているから明日香ポジションかなと(笑
姐さんポジションは誰か一人には絞れないかな…

しっかし、現メンバーでの写真は「現代的」というか洗練されているなあ。
あのダサいと言われていた衣装もこうなれば気にならないやね(笑
お!思い出した。10年記念展で展示されていた衣装ってどの時期のものがありました? メモ青の時の通称「宇宙服」もあったなんて話も見たような気がするけど、気のせいだったかな…

ついでに。この記事で楽曲の人気投票をしているので気が向いた方はいかが?


元娘。の石黒彩&真矢夫妻の離婚説を所属事務所が完全否定事

いったいいつまでやっているのか。もうこの話題何カ月引きずっているんだろう。本人たちは今までだってずっと否定してきてるんだから、いい加減諦めればいいと思う。もし離婚になるとしたって、そうなった時に改めて載せればいいだけの話。取材した人(取材なんかしてないんだろうけど)、記事書いた人、掲載を決定した人、誰も内容がおかしいと思わないのだろうか。最近あまりにも浅過ぎる記事が多くてさすがに辟易する。東○ポは昔からガセネタばっかりだけど、前はもう少しセンスがあったように思う…


●つんくの15周年記念アルバムに書かれている曲解説って何か気になること書いてあったのだろうか。あれにお金払うのは嫌なんで買う気ゼロなんだけど、何かこぼれ話はないものかなあと期待してしまう自分は現金でございます(笑

今日はつんくが『ダウンタウンDX』に出ていて4期が加入した頃の話をちょとだけしていた。その話はホントに中身がないので書かないが、つんくの公式サイトの方にちょうどこの日の収録の日記が載っていた。

この日はめずらしく色濃いめで襟幅の短いシャツで登場のつんくさん。弁当が超豪華でうまいと日記に書いてあったが、沙門の扇二段弁当のお値段は1050円。まあ旨いことは旨いんだろうけどさ、つんくさん、「超豪華」ってことはないんじゃないの〜。食通ぶるのが今のつんくさんなんだから、これは載せちゃいかんぜよ。

また、「楽屋に入江(カラテカ)が来たよ!」って書いてあって、この辺(合コン芸人)の芸人さんとの関わりあいがあるのが、つんくへの不信感を増幅させてくれる。さすが、つんく(笑 気配りが細かい。



一眠りしてたらこんな時間(汗 急いでアップして寝る
誤字脱字、勘弁をば。

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