〇玲里さん

彼女のライブは万人にお薦めできる完成度の高いライブ! いつ見ても圧倒されて、こんなにいろんな才能溢れている人が世の中にいるのだと感嘆してしまう。
玲里さんはギターとピアノ両刀使い、ライブ中にポジション換えてどちらも見事な演奏を披露。時にはエレキギターも弾くしカズーやシェイカーも器用に使いこなす姿がカッコいい。

玲里さんの楽曲と歌声と演奏もさることながら、いつも難波弘之さんがピアノサポートに入っていてライブを楽しませてくれる。

難波さんは山下達郎バンドにも名を連ねる方で、ご両親も音楽家であり、時には大学で音楽講師を務め、時にはSF小説を発表したりと、これまた多才であり造詣が深い方。音楽界での横の繋がりも広く、そのため玲里さんのことを子供の頃から知っているミュージシャンの方たちもたくさんいらっしゃるようだ。

あ、玲里さんは難波さんの娘さんでして。
そういう訳で彼女のアルバムには錚々たるアーティストたちが参加しているし、またそういった方たちに囲まれて育ってきたそのバックボーンとでもいうか、玲里さんのライブを見ていると音楽の広がりと奥行きの果てしなさを感じる。

幼少期の頃から「こんな音楽が聴きたい」とか好みを言うと、音楽家であるお爺ちゃんお祖母ちゃんが「じゃあ、これを」とすぐに見合ったレコードやCDを出せるような環境で育ってきたことは計り知れない音楽的才能を培っているのだなあと。

自分は音楽的な専門知識は持ち合わせていない素人なので抽象的な説明になってしまったが、ホント見られるうちに見ておいた方がいいですよと。達郎さん周辺ということで、メディア露出に関してはそんなに積極的ではないだろうし、ぜしライブで!(「ぜし」は彼女のお決まりの言い回し)

たまにフリューゲルホルンのYUHKIさんという方がサポートに入る時があり、玲里さんの歌声とのマッチングがたまらないので、そこもまたぜし!

玲里 New Album 『OPEN WORLD』試聴

<参加ミュージシャン>
難波弘之 / 土屋昌巳 / 織田哲郎 / 北島健二 / 佐橋佳幸 / 吉良知彦 / 日下部 Burny 正則 / 徳永暁人 / 安部一城 / 宮里陽太 / YUHKI / 忍田耕一 / 伊藤広規 / 小室和幸 / 松本慎二 / 根岸孝旨 / そうる透 / 屋敷豪太 / 高橋 Roger 和久 / 森信行 / 小笠原拓海 / 飯尾芳史 他



〇マリモキウチさん

サポートを入れてのバンドライブ、エレキギター弾きマリモさん。
去年初めて音源を聴いて一発で好きになる。記憶に残る声質、メチャ好みです。
高いところで通す無機質ながら可愛い声が魅力的!と思いつつ、低音もエッジが効いていて高音域の無機質な感じにプラスされ複雑な声質を作る。

楽曲はロックを意識した作りであり、また自分としては耳に馴染んだ古くはレベッカ、最近ではチャットモンチーあたりを彷彿とさせテンションが上がる。

ライブは対バンの持ち時間に目一杯楽曲を詰め込み、MCは必要最低限(gee-geのライブで7曲詰め込んだことも!)。バンドメンバーたちとほぼほぼノンストップで走り続けるのもまた嬉しい。一転ステージを降りると、笑顔柔らかく人懐っこい感じもあってそのギャップに驚きます。

実は日本最高学府に通い(通っていた?)、帰国子女で英語も余裕という彼女。ヴァイオリンやピアノも弾けたりもしちゃうとかなんとか(他にもいろいろ出来るのかもしれない)。歌詞は詩的であり、また難しい単語は使わずどこか硬質で抽象的な表現もあったり、自分はとても好きな世界観。

ミニアルバム『ヘッドホンを外して』のプロデューサーとMixは明石昌夫氏。初期のB'zやZARDなどビーイング系のアーティストの編曲やプロデュースを多く手がけた方。

明石さんはMANISHやMi-Keの複数曲、キタキマユさんの『ドゥー・ユー・リメンバー・ミー』なども手掛けていたというから、それらが好きだった自分としてはそりゃマリモさんのアルバム気に入るわけだわ、と妙に納得。しばらくこのアルバムばかりリピートしていた。

ライブのサポートメンバーもみんな若いけど気さくでイイ感じ。若いバンドマンにありがちなツンケンしてスカしてる感じもなく音楽好きな感じが出ていて楽しそう。

マリモキウチ『トケル』




〇はらかなこさん

ピアノインスト・はらかなこさん。
こんなに楽しそうなピアノを弾く方を見て、初めてピアノインストを聴く楽しさを知る。「歌うピアノ」とも称されるその演奏は流れるようでポップでさらに情景まで伝わってくる。はらさんもいつも笑顔で弾いていて、サポートの方たちとの呼吸の合わせ方ややりとりも楽しい。

とにかく「楽しい」のだ。2時間超えのワンマンを聴いていても全然飽きない。ピアノインストでだよ!

ベースとなっているのはクラシックの世界とのことだが、実は以前はサザンオールスターズのコピーバンド・いとしのエリーズでピアノを弾いていたとか。いとしのエリーズの「リアル原坊」としてご活躍とのこと。

サポートにはドラムやベースのサポートが入っていることも多く、ジャズ的な要素を感じることも多い。はらさんもピアノの他にドラムやトランペット、トロンボーンなども弾けちゃったりして、その多才ぶりに驚く。

たぶんこの先ピアノインストというジャンルを一変させていくのではないかと、そんな期待を感じさせてくれる彼女。昨年はところどころで催し物のオープニングアクトを務めていらして、「OAはピアノインストのはらかなこ!」という流れもこの先できそうな感じ

Brand new day


Rydeen / YMO cover




〇犬塚ヒカリさん

現在高校2年生のギター弾き語りシンガーソングライター。

なんといっても彼女の声のインパクトは強い。まずその力強さに驚き、そして低音の響き、高音の繊細さ、そして最近では全体としての柔らかさもある。

ライブはオリジナルオンリーでその世界観も独特。時に幕末の遊郭を感じさせるような曲もあり、時に地中海の海岸線を感じさせるような曲もあり、また聴いているこちらがドキッとしてしまうような大人っぽい曲もあり、最近の同年代の子たちが作っている曲とは方向性が違う(もちろん身近なことを題材にするときもあるが)。

好きな歴史上の人物を佐々木只三郎(幕末・京都見廻組の武士、一説には坂本龍馬の暗殺犯)と言っちゃうあたり、また行きたかった場所が銀山温泉(大正の風情漂う山形の温泉)だったりと、その感性は本当に面白い。

彼女もまたピアノやトランペットといった複数楽器を出来るとのこと。まだ披露したことはないけど、いずれ見てみたいものだ。

ワニ好きな犬塚さん、いいなあと思うのはお客に媚びないこと。同年代のSSWたちは自分アピールが強くファン(お客)にあれしてこれしてというお願いが多くちょっと引くこともあるけど(もちろんそういう姿勢も必要だが)、彼女は例えばバースデーワンマンとか話として出すと「プレゼント催促してるみたいで恥ずかしい」的な反応なので、その辺の感覚がホントいいと思う。芯というか筋がピシッと一本通っているというか。

なんかこう濁ってきた自分の感性の清涼剤的な感じでもあるのかな。ぶれない真っすぐさが清々しい。ちょっと話しても本質の部分を的確についてくるしね。

いつも実年齢より上に見られることをちょっと気にしてるけど(小学5年のときに大学生に間違えられたらしい)、それこそ大学生の頃にはバランスのとれた素敵な女性になってる気がする。そしてその頃には大きな飛躍が待っていそうな気配もビンビンと。

犬塚ヒカリ『東京の果て』




ちょっと時間の都合でこれ以上書けなくなったけど、

やはり歌声が特徴的でエッジの効いたハイトーンボイスと、記憶に残るメロディーラインが秀逸な「福永実咲」さん。

名古屋を地盤に活動してこれまた声質が特徴的でキャッチーな楽曲、昨年末にはZepp Nagoyaでもやった「こんどうゆみか」さん。

やはり愛知出身、今年メジャーデビューを果たしてテレビでもたびたび見かけたハッカドロップスのマイさん。

いつもニコニコ、ベイスターズ好き、相撲好き、サポートバンドもいつも楽しい綺麗なお姉さんSSW「Ruca」さん。

根底にはR&Bがあるというボーカルminaさんと、編曲やってニュース映像風な週刊番組まで作ってしまう器用なベース・akkiy3からなるメロメロキュンキュンmusicな二人組「Lxenta」。

キュートな歌声・図司純子(Vo/Pf/Key)さんと超絶ギターテクの河嶋晃一(Gt)さんの2ピースバンド「Eidy」。

いつも明るく元気をくれる別名コミュニケーションモンスターこと「一ノ瀬愛実」さん。

個性豊かな楽曲とステージング、時にポップ、時にデス!、誰にも真似できない独特な世界観を展開するマキアダチさん!


他にもまだまだいっぱいいらっしゃいますが、楽しいライブをみなさんしてくださって感謝感謝でございます。

あ、今年はPEACE$TONEはどうなるんでしょね〜
TERRAさんの喉の調子も気になるし、福田のasukaさんも歌うのか気になるし、3人組(という表現でいいのかw)がどういうかたちで融合していくかは今年にかかってるだろうし、やまんchangのサッカーユニホームも気になるし(え?w)、AIさんはキーボードで参加するのか?とかねえ。