今日は以前に書いたテキストを少し進めてみようかと思う。

「生演奏は正義か?」
http://blog.livedoor.jp/m-16_67297/archives/52561685.html

最近のきくちさんのツイッター等での発言を見ていると、受け手側として馬鹿正直に捉えていくのもどうかと思う状況だが、意外とその発言を本気でしている節も見受けられるので一応追っている。

この辺はつんく氏みたいなもので、どこまで本気でどこまでふざけているのか分からず、受け手側のスタンスもあるので一概には捉えにくい。

ただ本来きくちさんはそういうことはやらない人だと思っていたので(少なくとも10年ほど前は)非常に残念ではある。


まず2月28日のツイッターでの発言から抜粋。

ももクロが出演した『スカパー!音楽祭』でのこと。
「ももクロ絡み「青春賦」先にキメてた『フォーク村』で生演奏生歌試せるし『幕が上がる』公開週なので当然。(中略)武部さんを休ませるため踊る8曲はオケでした」

正直読んだとき「なんだこりゃ?」と思う。
テレビ番組での生演奏は正義だとまで言った人の発言なのかと。

アーティスト側の事情や放送上の問題を置いてでも生演奏が至上だと言っていたのに、身内の事情だとオケでも良しとするのかと。

また「試せるし」というのはどういうことだろう。
ライブに来ていた人にとっては目の前に起きていることがすべてのはずなのだが、きくちさんにとっては「試す場」でもあるらしい。

一つはっきり分かったことはきくちさんの言うライブ感・生演奏というのはきくちさん自身にとってのことでしかないのだなと。

そりゃあ現場で楽器揃えてリハーサルから何から立ち会って見ていれば御本人は満足いくライブ感なのかもしれない。アーティストと話して感想伝えて、アーティストからコメントもらえれば御本人はうれしいのだろう。

それだけのことで、けっきょくごくごく一般のオーディエンスのライブ感とは違っているのだなと思う。よく考えてみれば若いころから音楽番組に携わって、ライブに見に行けば関係者席、入手困難なチケットも融通がきくだろうし、知らぬ間にライブの貴重さ新鮮さが麻痺してしまったのではないだろうか。

自画自賛の発言も非常に多くなっていて、しかもそれが内側を向いている。まるで関係者に対して自分の功績をアピールするような部分もあって、結果こちらとしては自然と外から見ているような感じにならざるを得ない。



さて、きくちさんが傾倒しているももクロといえばスターダスト所属のアイドルグループで、去年10月期からももクロのスターダストでの妹分が番組を始めている。

しゃちほこ“マジでガチ”な新番組にたこ虹も
http://natalie.mu/music/news/126752

私立恵比寿中学、4月からティッシュやインド人などを足される
http://natalie.mu/music/news/140350

見ていないので両番組の関係性が分からないが、おそらく同時間帯の引き継ぎ番組ということなのだろうか。また、BSの番組なので音組(きくちさんが率いていた音楽番組制作班)とは関係なさそうだ。

しかしこの番組スポンサーはスターダストで、プロデューサー陣にもスターダストから人が入っていた。つまりおそらく買い取り枠で、ハロプロがテレ東でやってきた番組を想像すると分かりやすい。

スポンサーが決まっていて番組が作れるのだから、苦しい状況のフジにとってみれば有難い話である。これはこれで全然アリな話で、スターダスト側にも何ら問題はない。ましてやメンバー自身とはまったくもって無関係で、メンバーは頑張って収録に望めばいいだけの話ではある。


(続く)