せっかく年表整理しようと思っていたらそうもいかず…


●エルダー解体

http://www.helloproject.com/newslist/hello_0810191500.html

流れとしては順当に来ていて特にサプライズ情報もなかったので、個人的に驚きはない。11月初めの3連休頃にXデーがあるのではないかと予想していたことが前倒しになってしまったことがちょっと意外かな。けっこう自信を持ってあの日程予想してたんで(笑

あの3連休は娘。が東京コンで、なっちはその週だけツアーが休み、姐さんの舞台『佐賀のがばいばあちゃん』も終わったところなので発表にはちょうどいいタイミングだろうなと思っていたのだ。ま、まだ続報がある可能性もあるけどさ(汗

さて、発表されはしたが今後についてはいまいち不透明のままだ。今のところ事務所移籍等の情報はないので、今後のエルダーメンバーは相田翔子や森高千里、加藤紀子、斉藤慶子らUF所属の女性タレント陣と同じような立場になると思われる。みなさん一時代を築いて今はそれなりに自由にやらせてもらっているような側面も見えるので、それはそれでありだと思う。適度な露出、適度な仕事、適度な営業、多くの中堅どころの芸能人は大概そうだ。UFだけ特別視しないで他の事務所のサイトを見れば分かるが、多くを望まなければみんなそうやって芸能人は過ごしている。

エルダーのメンバーの立場はそれぞれ違うので一概には言えないものの、エルダークラブがなくなったからと言ってUF内でのポジションがそう変わるとは思えない。そもそもエルダークラブ自体の存在がUF内での芸能人の序列に何か意味を持っていたとは思えず(売上とはまた別の話)、それが解体されたからといって特に関係が変わるわけではない。もっと突き詰めればHello! Projectそのものの定義すらどうとでも解釈出来るし、時代によって事務所・ファン双方が都合の良いように解釈してきた歴史がある。だから今後の行く末はハロプロがどうだとかエルダーがどうだとか論じてもそこに意味を求めることは難しく、もっと広く事務所全体を見ていく必要がある。

まあこれは今に始まったことではなく、1999年のガールポップ勢の終焉とハロプロ拡大の関係や、2001年から2002年にかけてのASAYAN色の払拭と純粋なUF色の人材登用等においても見られることで、おそらくは今回も事務所が何を主商品として売っていくのか、その方針転換を図っているのだと思う。「ハロプロ」を主商品にするのは2002年にやったから、今回のことを「ハロプロ」を主として捉えていると足元をすくわれそうな気がする。去年からスクールが閉鎖したままってことも気になるんだよね…

メンバーの今後については、明日香やりんねや彩っぺのように、タイミング如何によって自己主張を貫くメンバーもいるので、今後のことを楽観視する気はない。何かに対する強烈な思いは人を惹きつけるし個人的にそういう熱い思いは好きだけど、それで望み通りになるかといえば人生そう上手くはいかない。2002年の時のような悲喜こもごもな半年間がこの先待っているんだろうなぁ…

自分の中のHello! Projectは99年組がいてなんぼなので、一つの区切りはつくと思う。いや、ホントは区切りなんてとっくについてたんだけどね… 線引きができなかっただけなのさ。


そうそう、解散のために用意したあの曲、そしてHello!のテーマ、歌うことあるかなぁ… あの曲をなっちが歌ってくれたら自分が追ってきた物語は完結するんだけどさ…

最後は『さみしい日』か『ダディドゥデドダディ!』あたりで終わってほしいもんだねぇ、と鬼が笑うことも書いてみた(笑