吉本興業SSMブログによると矢口の歌う工藤静香の歌は『MUGO・ん…色っぽい』。

10月2日の更新で書いた矢口の歌の予想はちょっと期待とは違ってしまったが、まあ無難な線で落ち着いたのだなと。あと気になるのは『この広い野原いっぱい』が放送予定に入っていること。

『この広い野原いっぱい』は2003年5月10日のMUSIC FAIRで姐さん、なっち、圭ちゃん、矢口、藤本と尾崎亜美が歌ったことがある。圭ちゃん卒業時期で、なっちの卒業が予定されていた時期でもある。また年上メンバーがつんくと「旬酒場 とかなんとか。。。」で会食をした後くらいの収録とも言える。

さらに『この広い野原いっぱい』は2001年12月10日に紗耶香が復帰ライブで一発目に歌った曲だ。その時はたいせー(現たいせい)も出演していたわけで、たいせーがこの10月リニューアルから『歌ドキッ!』制作に参加していていることとも無関係ではなさそう。

矢口は今年の夏のフォークジャンボリーでも相変わらず自嘲気味に「わたし歌手だったんだなあ…」と話していたが、先日の『君を忘れない』を歌ったときにも感じたように、何か心の内に秘めているものがあって歌っているように最近思う。





(画像は2003年5月に『この広い野原いっぱい』を歌うtsunagiの3人と楽しげななちまり)


フォークジャンボリーといえばようやく先日スカパーで見ることが出来た。音組のホームページで矢口の歌がきくちさんや吉田健さんに誉められていたことを思い出し、とても納得。めちゃめちゃ良いパフォーマンスしてるじゃん。圭ちゃんとデュエットしていたあたりは往年のハモリ隊の底力を見せてもらったような気がする。

それと…、松山千春をカバーした『君を忘れない』、フォークジャンボリーで圭ちゃんと歌った竹内まりやの『元気を出して』、何かこう特定の誰かに向かって歌っているような気もするんだな… しかも、この会場ではモニターに原曲のジャケット写真を映すようにしていたのだが、この曲では竹内まりやのシングル『夢の続き』のジャケットが映し出されていた。『元気を出して』は『夢の続き』のカップリング曲なのでおかしくないといえばないが、『元気を出して』はシングルカットもされているので、本来であればそっちを使った方が自然だったように思う。それなのに『夢の続き』を使ったというのは…

『夢の続き』という言葉は2期タンポポが終わるときにカオリが書いた詩を思い起こさせる。


  「夢の続き」

  楽しい時間はとっても贅沢で
  そのときが当たりまえのように思ってた
  今 もう二度とこのときが来ないと思えば
  今までの時間がすごく楽しかったことに気づいた

  たくさんの楽しかった時間
  タンポポのいろんなことば
  電波を通じてのみんなのことば
  一つ一つがこのココロの中で楽しいできごととして残っている

  ずっと忘れない

  贅沢なわたしはずっと楽しい時間を一人占めしたいけど
  みんなが楽しくなってほしいから
  みんなに楽しみを分けてあげたいから
  ぜひこの楽しみを受け継いでいってほしい
  この贅沢な喜びを続けていってください


そしてカオリはこの詩のあとにこう続けた。

「タンポポをやってるときはさ、当たりまえのように思ってたの。
 でも今、もうないんだって…次からないんだって思ったら、
 喧嘩したこととか、怒ったりしたこととか、
 全部ひっくるめて楽しかったなあって思ったんだ…
 だから、もうね…続けていくことは出来なくなっちゃったけど…
 こういう楽しい思い、そんな思い出を…
 ぜひそれを受け継いでいってほしいなって思います」


紗耶香へ向けてなのか、加護へ向けてなのか、それとも明日香へなのか、それは分からないけれど、ここ一連の動きは何か辞めていったメンバーたちにメッセージを発しているように思えるのだ… 何か問題を起こしたからといって、その在籍中の活動まで否定してしまうような今の風潮にメンバーたちは疑問を感じているんじゃないだろうか? メンバーたちにとっては長い時を共にした青春時代の一ページであることに何ら変わりはないのに… モーニング娘。10周年、それぞれが振り返って思っていることはいっぱいあるんだろうなと。









(フォークジャンボリーでのなちまり。『ハッピーサマーウエディング』でのなちまりのシンクロ率の高さは見ていて笑えるくらい(笑 久々にこういう姿を見たような気がするな。なちっとまりっと。)



●上記の10月2日の更新について。後藤のことに触れているが、振り返ってみるとこの頃の後藤の不安定さは、やはり先日の事件と関係してくるのだろうか? いろいろと記事が出ているみたいだがどこまでが真実か分からない今の段階では多くを語るべきではないと思う。ただ留意点としてのみ改めて書き記しておく(@自分宛


どうも頭の中がすっきりとせず、文章にまとまりが欠けまくっているのだが御勘弁を。