5308b101.jpg
ビジュアル的にいつのモーニング娘。が好きかといったら、99年中期の『真夏の光線』〜『セカモ』くらいが一番好きだ。今日使った矢口の画像もその頃のもの。
この時期のなっちは一番可愛かったと思うし(今がどうとか言っているわけではない)、市井はブレイクに向けて変わり始めた時期だったし、言うまでもなく他のメンバーもみんな可愛い。髪の色にしても、揃えてるわけじゃないんだけど妙にグループとして統一感があったりしてまとまっている。一昨年の『二人ゴト』の姐さん・カオリ・圭ちゃんの3人の出演のときにもふれていたけど、『真夏の光線』のときのビジュアルはホント奇跡的にすら思う。それ以降は誰かしら不摂生しちゃったメンバーがいたり、新メンバーが入ってきて馴染めてない感じがあったりと、どこかに引っかかってしまう要素があって、グループ全体としてのビジュアルはちょっと…という面があった。

そんな99年中頃のモーニング娘。にはどことなく切なさや儚さが漂っていて、それがまたより魅力を引き出していたように思う。かけがいのないメンバーを一人失った後の切ない思い、いつか終わってしまうんじゃないかという儚さ、そこから生まれるメンバー同士の不信感と対話…それらの話は後々になって聞けたのだけど、今思い返せば、そういう不安定さこそが魅力だったのではないかと思う。なっちとカオリの決定的な仲の悪さや、彩っぺと保田さんのわだかまりも、振り返ってみると逆に青春時代として健全だったとも言え、心の揺らぎがあったからこそ悩みぬいたし、そしてそれを乗り越えようとした。そんな時期だったと思うんだ、99年の中頃って。

モーニング娘。に限らず、今のハローのメンバーたちは「陽」にイメージが傾きすぎている。健全すぎて切なさとか儚さは微塵もない。ファンも交際の件やメンバーの細かい発言にすら「陽」を求めていて、ひとたび「陰」なことが起これば大騒ぎ。裏ビデオを見たことがあって、根性焼きした同級生がいて…って、13歳のコがそんな話を普通に公の場で出来ていた許容量があったはずなのに、いつからこんなに健全さを求めるようになってしまったのだろう? 別に矢口が誰とつき合ってようが全然構わない。オリメンのオーディション時の書類にはみんな彼氏いるって書いてある、明日香ですら。元がそういう出発だったのに、いつの頃からかそういうのが許されなくなって、官公庁やPTAに潔癖さと健全さ支持されるような集団になってしまった。
別にそれはそれで構わないのだが、そればっかりに縛られて窮屈さが漂ってしまうのであれば本末転倒ではなかろうか。その作られた健全さが逆に不自然で健全でないように見えてくる。
石川さんが愚痴を言ったりしていた流出音源があったけど、愚痴を言うって普通のことでしょ? 愚痴の一つもこぼさない人間なんて滅多にいないわけで、文句も言わずに仕事してるだけだったら、それこそロボットと変わりない。人間味があるから魅力があるわけで、表面だけの健全さなんてクソ食らえだ。どこにでもいるような普通のコを集めたのがハローのコンセプトだと言うのならば、もっと素の部分で勝負したっていいんじゃないのかな。ラブマのブレイクの頃にはまだまだ素人臭さは残ってて、そんな中でのブレイクだったのだから。
もちろん礼儀と節度はわきまえるのは当然の話で、全部さらけ出せと言ってるわけではないので、そこは間違いなきよう。不安定さという危うい中でバランスを取るのが難しいことなのだが、ちょっと触れれば傾いてしまうような危うさがまた魅力になるはず。

その件で判断が難しいメンバーが一人。苦言の類いだけど。
藤本は芸能人としての仕事への取り組み方はともかく、人間味を見せてるという点では充分なものがある。率直な物言いと(決してツッコミではない)、自分の感情に素直な態度は、時として女王様的な高圧さを生むが、基本的には概ね好意をもって受け止められる。ただ、思うことを素直に話してるように見える分、その中身の薄さというか、志のなさを感じてしまうのだ…
ついさっきもどこぞで見かけたのだが、フットサルについてのコメントで「アイドルフットサルだけでなく、普通の大会にも出たい」みたいな発言を見かけたのだけど、こんな発言したら某マネージャーだったら大目玉なことで、、、たぶん「勝手に申し込んで友達とでも出てくりゃいいだろ!」って言われることなんだ、これ。仕事と趣味の線引きが出来てない。まあ楽しいんだから藤本にとっちゃどっちでもいいことなんだろうけど、そういう発言をする点で藤本には疑問を持ってしまうんだな、自分。容姿にしても実力にしても申し分はないのだけど、仕事に対して受け身な部分が多いのがどうもね…。そりゃあ加入の経緯もあり能動的になれない理由も分かるのだけど、今はグループを引っぱる立場なのだからもう一遍モーニング娘。と向き合ってみた方がいいんじゃないのかなと思うんだ。
似たような感じを受けるメンバーがまだいるのだけど、それはまあ置いておこう。あまり良いことを書いているわけではないので。ちなみに、この件が以前書いたコンサートでのヲタへの過剰な反応の話にもつながることで、、、

ヒラヒラのスカートはいて、イヤだなあって顔して歌っているのが、ロックやねん…なんて言ってた人がいたけど、もうそんなことはあの人忘れちゃったかな。けっこうカッコよかったんだけどな、あの頃の発言は。アイドルが本当に偶像になってしまう前に救い出してほしいもんだ。…あ、なんか今突然、サムシングエルスの『ラストチャンス』が頭の中に流れてきた(笑


----


話はかわって。

ゲバゲバ!! U.F.G.さんの脳内妄言録によるとアップフロントで大幅な人事異動が行われたそうです。

瀬戸社長もついに退任なんですね。これで何が変わっていくかは自分には分からないけど、少しでも良い方に変わっていってくれればいいなと思うばかり。ここいらへんは自分の分野ではないので、脳内君さん(この表記でいいのかなw)の妄想に期待いたしましょう。地道な探究心にかなうものはナシということで、調べあげた凄さに感謝して素直に頼りますです、はい。
ま、一番気になるのは和田さんなんだけど(笑

というのも、コメント欄で2chのスレを教えていただいて。(→前回更新参照)
読んですぐに分かるとは思うけど…スレタイトルの人物の情報は妄想と捉えるしかなく、ハロマゲドンあたりの記述などは滅茶苦茶なのだけど、まったくその人とは関係ない最後のところで気になる情報が出てきた。
教えていただいたスレの585-586がそうなのだが、矢口の人物像っていうのが自分の妄想とかなりの部分で一致してて、その上でわざわざ取り上げる必要もないOGの話が出てきたことが少し気になって…。
和田さんとの関係がクリアーできればってどういうことだろう。ハーモニーに復帰という意味なのか、はたまた和田さんとの関係を清算できればという意味なのか、どっちとも考えられて…書いている本人だけ理解してるのが逆に信憑性があるように思えてしまって、、、
元々バンド活動やギター弾いたりドラム叩いたり作詞したりって志向のある人だったんで、そっち方面で戻ってくるのはうれしいことなんだけど、可能性は極めて低いってね…(泣 笑

ま、これがガセだったとしてもそうじゃなくても待つ身には変わりないので、のんびりと。。。